綴りごとblog
2024-03/06
仲春ケア ~ほぐす~
3月に入り、大地には新しい芽が出て、冬ごもりをしていた虫や動物たちが姿を見せはじめました。
まだ寒暖差があるものの、暖かい日は軽やかな装いでお出かけしたくなりますね。
春を喜ぶ虫や木々の芽吹きとともに、身体を伸ばして新鮮な息吹を取り込むと、寒さで縮こまりがちだった体も心もほぐれるようです。
半ば頃には畑や路地に菜の花の黄色い景色が広がり、晴れた日はもちろん曇りの日でも冬とは違う明るさが感じられます。
菜の花は、おひたしやパスタにあえるなど、春の味覚としても楽しめそうです。
この菜の花のように、冬を越えた春の野菜は生命力に満ち、その苦味は免疫力を高めるとも言われています。
春野菜を美味しく食して、春の元気をいただきましょう。
20日には春分の日を迎え、昼夜の時間がほぼ同じになります。
陽に照らされて桜が開花し、いよいよ春本番が訪れた合図となります。
今から花見の計画を練るのが楽しみですね。
3月の肌ストレス
暖かい日の翌日に急に寒くなるなど、三寒四温を繰り返す仲春は、気温が安定せず湿度もまだ十分でない季節です。
春の到来に伴い、紫外線や花粉も気になるところ。
うっかり日焼けしてしまう季節でもあるので、しっかりと対策を取りましょう。
日焼けした肌は水分が蒸発しやすくなり、乾燥が進んでゴワゴワしてきます。
植木鉢の水が抜けて土が固まるとひび割れが生じるように、肌も乾いて硬くなると様々なトラブルが生じます。
バリア機能やターンオーバーが乱れ、しわやしみが増え、美容成分もなじみにくくなります。
バリア機能が低下した肌には花粉も刺激となるため、かゆみやアレルギー反応が出てしまうのですね。
春からぐんと増え始める紫外線は窓を通り抜けて肌に到達するため、室内で過ごす日も日やけ止めの使用が大切です。
SPF値が必要以上に高いと肌の負担となる場合があるので、室内や短時間の外出であればSPF値は20あれば十分です。
大切なのは、適切な量をしっかり塗ること。
窓際に長時間いる際や外出する時は必要に応じて塗り直しましょう。
乳液を省かない
春がきたとはいえ、空気はまだ乾燥しています。
保湿力の高い油分を含む基礎アイテムに乳液とクリームがありますが、それぞれ異なる役割を持ち、どちらも欠かせません。
乳液は水分と油分のバランスを整えて肌を柔らかく滑らかに保つ働きがあり、乳液のあとに塗るクリームのなじみも良くなります。
クリームは美容成分や潤いを逃さないようにラッピングして乾燥を防ぎ、トラブルの回復を促してくれます。
忙しい毎日、同じ保湿ならと乳液を省きがちですが、紫外線が増えてくる3月は肌が渇いて硬くなりやすいため、肌を柔らかくほぐしてくれる乳液が頼もしく感じられます。
乳液を塗る際は、手のひらに推奨量を出して顔全体にやさしく広げ、こすらないように、なじませるようにしましょう。
肌の悩みに合った乳液を選ぶことも大切です。
香椎化粧品には豊富な種類の乳液があります。
敏感肌や美白、しわやエイジングケアなど、肌の悩みに合った乳液を選ぶこともおすすめします。
3月はひな祭りやお彼岸、卒業式など多彩な行事が連なり、年度末の慌ただしい雰囲気も漂います。
そんな時こそていねいなお手入れを心がけて、肌も心もしなやかに保ち、エネルギーあふれる春を満喫したいですね。