9月に入り酷暑が緩むかと思っていましたが、日中の暑さはまだまだ続くような気配です。
ただ気がつくと、夕暮れの時間が短くなり、耳をすませると秋の虫たちの声が聞こえてきます。「玄鳥去（つばめさる）」というように、春先に訪れた渡り鳥が暖かい南の地域へと帰って行き秋の気配を感じます。

「秋」といえば旧暦8月15日の月をあらわす「中秋の名月」の言葉がうかびます。
今年は9月29日にあたるようで、今年の「中秋の名月」は満月のようですね。

折りしもこの7月に香椎化粧品のロゴが変わりました。ロゴのモチーフは月です。
肌の再生と月のサイクルはほぼ同じということでロゴの月は、新月に向かっていく月で、エネルギーをためてリセットするという意味があり、「美しい肌に生まれ変わる様子」を表現しています。

季節がうつろう頃、空気の乾きを感じるようになると、夏に蓄積したダメージが肌の表面や戸外に出ると真っ先に紫外線を浴びていた頭皮や髪に現れてきます。

この時期は、夏の名残をしっかりリセットすることが大切です。
秋の夜を感じながらお手入れの時間をつくっていただきたいと思います。

美白のトリプルケアと保湿

9月は夏の名残を消し去る美白ケアと、秋冬の乾燥トラブルを防ぐ保湿が、美肌をつくる上でとても重要なプロセスです。
美白は、黒いメラニン色素を無色化してあげる「還元美白」と、不要なものを排出する「代謝美白」、さらに、メラニン色素を小さく分散させて無色化や排出をスムーズにする「分散美白」の3つのお手入れをおこなうことで、相乗効果が期待できます。

また、美白ケアに欠かせない代謝を促すためにも、乾燥を予防することがとても大切になります。
秋分の日を境に日が短くなると、肌に触れる空気がさらりとして心地よくなると同時に肌が乾きやすくなるので、今から積極的に潤いをチャージしてくださいね。

髪と頭皮ケア

夏の疲れが出やすい9月は、顔だけでなく頭皮もトラブルを抱えがちです。
夏の間に頭皮が直射日光を浴びて炎症を起こしたり乾燥していると、抜け毛やかゆみが出やすくなり、髪もパサついてきます。

「カシーボザール　エアリージョン」のヘアケアシリーズは、紫外線のダメージを受けた頭皮や敏感肌にも優しい成分で、きちんと汚れを落としながら健やかな地肌と髪を育んでくれます。
シャンプーはゴシゴシ削るように洗うと頭皮を傷めてしまうので、指の腹で揉むようにして毛穴から汚れを出してあげてください。

トリートメントは、髪に揉み込むようにたっぷりつけて少し時間を置くと、髪1本1本にハリ、コシ、ツヤが出て、まとまりもよくなります。

ヘアモイスチャーは洗い流さないトリートメントです。傷んだ髪と地肌の両方にはたらきかけ、熱や紫外線からも守ってくれるので、お風呂上りはもちろん日中のケアとしても取り入れていただけます。
さらに、発毛育毛を促す「モーリー 薬用トニックFF」をプラスしていただくと、ヘアサイクルが整い、抜け毛や白髪予防にも繋がります。
まだ残暑で血流が良く栄養が行き渡りやすいこの時期にしっかりケアすることで効果、実感にも差が出てきます。
季節の変わり目は、スキンケアとヘアケアを丁寧におこなって、夏の名残をしっかり取り除いてあげてくださいね。