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2022-04/06

春ケアVol.3 ~新年度にスキンケアプランの見直しを~

花が咲き色鮮やかににぎわう季節。桜便りが伝わると一気に春本番を実感します。
春に咲く花はたくさんありますが、新しい門出のお祝いや新たな一年の始まりの4月「新年度」の花と言えば桜です。
「桜花爛漫(おうからんまん)」桜の花が満開で鮮やかに咲き乱れている様子は、進級・入学・入社など環境が変わり節目を迎える人への新しい気持ちに「頑張って」と華を添えているように感じます。
また、桜を愛でる短い期間には季節の巡りを実感し気持ちをリセットさせるパワーがあるように思えます。
出会いの季節、始まりの季節、イベントやお出かけにもワクワクとした気分が高まります。
より軽やかな素材やカラフルなファッションに気分も足取りも軽やかに楽しみたい季節です。

ただ、春の気候は気まぐれです。「光の春」「気温の春」だったかと思えば、急に春が足踏みをして寒くなることも「寒の戻り」「花冷え」など、桜が咲き、舞い散る気候の変化は激しくて、身体や肌が追い付かず、不安定に陥りがちです。改めて、今のお手入れやスキンケアで良いのか、一年で一番、大きな季節の変わり目、4月「新年度」にお手入れを見直してみるのはいかがでしょうか。
ご自身の素肌と新たな発見やスキンケアとの出会いが待っているかもしれません。
特に、4月は肌の土台を整える基本中の基本、洗浄アイテムであるクレンジングや洗顔料の見直しをおすすめします。それが美しい素肌をはぐくむこと、スキンケアの効果を上げることにつながります。

 

 

 

洗浄アイテム:クレンジング

 

ポカポカの陽気に誘われて出かける機会が多くなるこの季節。気温は上がりますが、湿度がまだまだ40%以下の日が多い時期。空気の乾燥とともに肌の乾燥が進みます。それなのに気温が上がると皮脂分泌が盛んになり、べたつきやテカリ、メイクの崩れが気になります。このような肌状態に、春風と一緒に花粉や埃などが舞い、毛穴を塞いだり肌の上で潤いを奪うなど、いたずらをします。
過剰な皮脂、花粉や埃など肌に必要でないものは「きちんと落とす」ことが大切です。
「きちんと落とす」=時間をかける、力をかけることではありません。クレンジングの「きちんと」とは、時間や力をかけずに素肌にダメージを与えず乾燥を防ぎながら、大切な潤いや必要な皮脂は残して汚れだけを取り除くことが理想的です。
時間がないから洗浄アイテムをひとつの工程で済ませるのは、外出から戻りコートもジャケットもインナーも一度に脱いでしまうようなものです。やはり、一着ずつ脱いだ方がダメージはありません。
カシー化粧品では、できるだけ肌をいたわり、不要なものだけをきちんと落とす「2ステップクレンジング」をおすすめします。

 

 

 

洗浄アイテム:洗顔料

 

キメの細かいモコモコの泡で洗顔するのは気持ちが良いものですが、洗い上がりのかさつきやツッパリ感は、肌のSOSです。このSOSを見逃してしまうと肌は乾きやすくなります。洗顔料ほど、肌の状態や、季節、朝晩、そして年齢での衣替えが必要なアイテムです。この洗い上がりひとつで次のスキンケアの浸透に大きな違いがでてきます。たかが洗顔、されど洗顔です。乾燥するから化粧水、クリームをしっとりに変えるのではなく、「洗顔料は洗い流してしまうから」とは思わず、今の肌状態に合ったものに変えてみてください。

洗浄アイテムを見直すことが、肌の土台を一番に整えてくれ、それが素肌をはぐくむお手入れに繋がっていきます。
「桜花爛漫」この季節、気分もリセットして肌の「新年度」をスタートさせましょう。

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