綴りごとblog
2021-11/22
秋ケアVol.2 〜秋冬美白〜
朝晩の風は冷たく感じても、日中、暖かい日ざしに包まれる日には、外へ出るのも気持ちの良い季節です。
「山粧う(やまよそおう)」という言葉のように見渡してみるとあおあおとしてみずみずしかった樹々や山々が赤や黄色に染まり様子を変えています。植物は紅葉が過ぎると葉を落とし枯れ、また芽吹き緑豊かにを繰り返します。一年という大きなサイクルです。サイクルの長さを比べると短くはなりますが、何となく私たちの肌の入れ替わりターンオーバーに似ているように感じます。
植物は紅葉が過ぎ乾燥して余分な木の葉は自ら落ち葉になります。私たちの肌の入れ替わりも整っていれば今の時期、本来の肌色、肌触りに戻っているはずです。何となく肌が冴えない、くすみ、しみ、しわが増えたと感じるのは、入れ替わりのリズムと肌力がダウンしているからなのです。25才までは秋が来る頃には水着の日やけあとも戻っていたのに、25才を過ぎるといつまでもあとが残っている。そんな経験はありませんか?
これが、肌の入れ替わりが遅くなった兆しです。肌のくすみ、しみ、しわのケアをおこない、過ごしやすいほんのひと時、紅葉に負けないよう、ファッションも肌も秋の装いで「紅葉狩り」や秋のイベントを楽しみたいものですね。
「秋冬美白」とは
この季節、少しダークカラーのベージュやブラウンに衣替えをしたり、去年の服を合わせると「あれ?肌がくすんで見える」と感じるのは、きっと肌がトーンダウンしているからです。原因は夏の名残と乾燥です。
美白ケアは紫外線の強い時期におこなうことが良し、と考えがちです。当然、強い紫外線から肌を守り、美白のアイテムでケアすることは大切なことです。ですが、実は紫外線の弱い秋冬こそ肌の美白ケアに最適な季節なのです。夏の美白ケアになかなか結果がだせなかった肌は紫外線の弱いこの時期こそ美白にチャレンジしてみませんか?
夏の美白ケアは毎日の日ざしを浴びた肌をその日のうちに消しゴムで消すようなケアでがんばりました。
これからの季節の美白は、乾燥を防ぎ肌の入れ替わりを整え、内から外への代謝美白をがんばりたいものです。
「秋冬美白」は少しアプローチを変えて「乾燥対策」=「手厚い保湿」が結果につながります。
気温や湿度が下がると、衣類も重ね着をするように、肌にも保湿の重ね着をすることが大切です。
「すべての肌トラブルは乾燥から~」と言われるほど乾燥は大敵です。乾燥を感じさせない肌ほど入れ替わりもスムーズです。くすみや、しみが肌の垢となって落ちていくことができます。
紫外線の弱い季節に保湿ケアをがんばると、それが「秋冬美白」につながると言えるのです。
「秋冬美白」のアイテムは
特別なことではなく、いかに自分の潤いを逃がさないかがポイントです。気温、湿度が下がると皮脂分泌が少なくなり、肌の水分が逃げやすくなります。
「乾燥対策」=「手厚い保湿」は与えるアイテムだと思いがちですが、まずは自らのうるおいを逃がさないアイテムが大切です。それは汚れを落とすことクレンジング、洗顔にあります。もしも今のクレンジング、洗顔後、肌がつっぱる、カサカサするサインがあれば、それは肌のSOSです。今すぐ、そのアイテムの見直しをおすすめします。
カシーの2ステップクレンジングや、乳液洗顔は「手厚い保湿」の基本のアイテムです。自らのうるおいを逃がさないアイテムです。その上に保湿の重ね着として「プラセンタエキス」や「セラミド」など保湿成分配合のアイテムをプラスすることで、肌の入れ替わりを整える代謝美白「秋冬美白」につながります。この時期、肌色を整えておくことが、来春きっと紫外線ダメージが軽減できコンディションの良い肌で迎えることができるはずです。
やはり肌の入れ替わりと植物のサイクルは同じようにまわっているように思います。
今日のお手入れは、明日のために、そして、秋冬のお手入れは春を迎えるための準備です。植物が春に花が咲くように、私たちの肌にも華が咲くようにと思いお手入れに励みたいものです。