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綴りごとblog

2021-09/14

夏ケアVol.2 〜晩夏のアフターサマーケア〜

暦の上では「処暑」「白露」と夏の終わりを感じる文字を見つけますが、年々、残暑の時期が長く感じられます。それでも騒がしかった蝉の声や時折感じる夜の風の変化、季節は夏から初秋へと確実に移り始めています。
本格的な季節の変わり目を感じる前に肌の「アフターサマーケア」と「秋への準備」が大切です。

 

 

「アフターサマーケア」とは

 

強い紫外線・体温より高い気温・まとわりつく湿度さらにはエアコンでの気温差。これらの要因で
夏の終わりには、日やけで痛んだ肌、やっかいなしみ、ゴワつき、ザラつきなどで肌の表面(角層)が一年で最もトーンダウンしてしまいます。
この夏の名残を解消するためのお手入れが「アフターサマーケア」です。
ここで、不調に気づかず放置していると「+5歳肌の老け顔」が登場し、秋冬の悩みにつながります。
しっかり肌と向き合って、夏の名残を一掃し、楽しかった夏を後悔しないよう早めに肌の回復ケア「アフターサマーケア」を始めましょう。

 

 

 

やるべきお手入れは「インナードライ・角質・肌色」の回復ケア

 

夏ケアVol.2 〜晩夏のアフターサマーケア〜

夏は高温多湿で汗・皮脂が多くなります。普段、乾燥の気になる肌の方でも、ベタつきを感じてしまいます。すると、なんとなく肌表面が潤っている感じになり「勘違い肌」で油断してしまいます。
実はこれが、夏肌の落とし穴。肌表面は潤っている感じですが、肌内部はすごく乾燥しており、インナードライが進んでいます。
例えるなら、乾燥した魚=干物。干物には火が通りやすく、火が入りすぎると焦げてしまい、焦げた干物は固くなります。肌も同じようにインナードライは日やけしやすく、日やけ後は表面が固く、肌色がくすんでしまうのです。
この肌を回復するためには、まずは潤いを与えると良いのですが、紫外線を浴び固くなった肌表面にはなかなか潤いは馴染まないものです。化粧品の美容成分の馴染みを妨げてしまいます。
まず、やるべきケアは角質の回復ケア。
ごわつき、ザラつき固くなった肌表面を「ほぐして」メラニンを含んだ不要な角質が、穏やかにアカとなって「落ちていく」ようにサポートするお手入れになります。そうすることで、潤いの馴染みが良くなり、しなやかで透明感のある肌がよみがえります。
角質の回復ひとつで、インナードライも肌色も連鎖して回復へと向かいます。

 

 

 

「ほぐす」・「落ちていく」サポートケアは?

 

夏ケアVol.2 〜晩夏のアフターサマーケア〜

 

化粧品のアイテムやお手入れを分けると基本のお手入れ(ベーシックケア・毎日のケア)と特別なお手入れ(スペシャルケア・スペシャルアイテム)の2種類に分けることができます。
「ほぐす」・「落ちていく」サポートのお手入れは特別なお手入れ(スペシャルケア・スペシャルアイテム)にあたります。
夏の終わりは一年で一番お手入れの頑張りどころです。
「ほぐす」お手入れの代表は、「マッサージ」です。専用のクリームで血行を良くし、肌の表面をしなやかにしてくれます。マッサージは肌のストレッチ。疲れた肌の内外のリフレッシュにもなります。
しなやかになった肌表面から、夏の名残の古い角質が「落ちていく」サポートには、肌リズムを整える美容液や「ピールオフパック」でのお手入れがポイントです。
近頃、馴染みの少なく「ピールオフパック」は古いお手入れのようですが、実はこの時期ピッタリのケアです。夏のメラニンを含んだ古い角質を穏やかにはがすことで、回復のお手入れのスピードを後押ししてくれます。
今年の夏、基本のお手入れを、頑張った方もぜひ、夏の終わりにはスペシャルケアの投入で肌回復を。この夏、少し油断したかなぁ・・・と感じている方は今すぐスタートをおすすめします。
ただしスペシャルケアは、頑張りどころですが、頑張り過ぎや、やり過ぎには注意です。
そして、その後の保湿ケアをしっかりプラスすることも大切になります。

 

 

 

秋への準備

 

肌の「アフターサマーケア」そのものが、秋を迎える準備と言えます。肌から夏の名残を一掃してひと安心とはいきません。まだまだ紫外線対策もおろそかにはできませんし、残暑の日も続きます。
ですが、確実に季節は進んでいます。
入道雲から鰯雲へ秋の空が晴れ渡ると空気の乾燥、湿度の低下と肌を取り巻く様子にも変化が見えてきます。9月23日「秋分の日」人も動物も植物も、それぞれの体内時計が秋冬モードに切り替わる目安の時です。
この時までに、乾燥の季節に負けない肌。保湿力とバリア力のある肌に整えておきたいものです。

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