綴りごとblog
2024-10/01
秋支度
今年の夏は、なんと長く、激しい暑さだったことでしょう。
ようやく朝晩、エアコンの風ではなく、窓からの自然な風に秋の気配を感じるようになりました。
秋は、春や夏のような華やかさが少ないことから、色がない季節ということで「色のない風が吹く季節」とされ、風の別名を「色なき風」と表現されることがあります。
ですが、今年は誰もが、この風、気配を心待ちにしていたと思います。
これからの時期、晴れ渡った日の湿度を感じさせない爽やかな風「風爽か(かぜさやか)」から、晩秋にかけ少しずつ冷気をともなって吹く風「白秋(はくしゅう)」を感じる季節。
風の心地よさを感じ、短くも過ごしやすい季節を大切に過ごしたいものですね。
夏の名残
過酷だった夏が一段落し、紫外線ケア、美白ケアと頑張った身体も肌もほっと一息と言ったところでしょうか。
ところが、夏を越したこの時期こそが、身体も肌も一年で一番のケアが必要な時期になります。秋におこなうスキンケアがこれからの肌年齢を左右するポイントになってきます。特に今年は紫外線の強さにダメージやストレスをたっぷりと受けています。
夏の名残がくすみやしみ、しわとして表面化し、鏡を覗くと「あれ?老けた?」と感じてしまうかもしれませんね。
そうならない為に、浸透力の下がりやすい秋の肌には、マッサージやパックなどで丁寧なケアや、肌なじみの良いアイテムやシリーズでのケア。また肌のリズムを整えるスペシャルな美容液を投入してみるのもおすすめです。
顔だけではありません。身体(ボディ)のケアもぜひこの時期から行うことをお勧めします。冬にカサカサの乾燥ボディを予防するために早めの保湿ケアをしましょう。
秋こそ身体(ボディ)も肌も夏の名残を一掃し、寒さと冷えの季節に備えたいものです。
気温と湿度の変化
10月、11月と日中は気温が高いものの爽やかな風=湿度の低さを感じます。
身体には心地よい反面、湿度が低くなると、肌のうるおいが奪われやすくなります。また、気温が低くなると室内では暖房が入ります。ますます肌の乾燥がすすみやすくなります。
肌が乾燥すると表面が厚く、かたくなり肌がくすんで見えてしまいます。しみも濃く見えてきます。また意外にも肌が乾燥することで皮脂を過剰に分泌するようになりニキビの増える原因になることもあります。
身体も寒暖差に追い付かなくなり、肌トラブルを進める結果につながります。
さらに12月になると、気温の低下により血流が悪くなり、それらのトラブルを長引かせることにもつながります。
気温や湿度の変化に作用される身体や肌、スキンケアなど外からのお手入れだけでなくインナーケアもこの時期には効果的です。
インナーケアとしては生活リズムを整え、バランスのとれた食事と良い睡眠を心がけてみましょう。まずは体内時計を整えます。
なかなか難しいのであれば、サプリメントの力を借りる。そしてサロンケアの力をプラスし自宅ではできないスペシャルケアを取り入れるのも良いと思います。
この秋、しっかりとご自分の身体と肌を慈しんでください。