綴りごとblog
2023-12/11
仲冬ケア ~与える~
いよいよ今年も最後の月となりました。
日ごとに寒さが増していく中、日頃から自然と対峙している多くの動物や虫たちは冬眠を始めました。
日本の季節には春夏秋冬だけの言葉だけでなく、季節ごとの植物、天候、動物の様子に合わせた72の季節の表現があります。
その七十二候(しちじゅうにこう)では、12月12日から「熊蟄穴(くまあなにこもる)」に入り、熊が命をつなぐために冬ごもりをする厳しい季節の到来を告げています。
22日には太陽が出ている時間が一年で最も短い「冬至(とうじ)」を迎えます。
夕方がなくなってしまったのかと思うほど、あっという間に暗くなり、澄んだ空気にイルミネーションや月が美しく冴えますが、一方で乾いた冷気が肌を刺します。
身体も肌も冬ごもりしたいような季節の到来です。
肌悩みの種
この時期は気温と湿度の低下により、あっという間に肌の水分や皮脂が不足した状態になり乾燥肌がすすんでしまします。
この乾燥が引き金になり、肌の代謝が乱れたり、肌のうるおいや刺激から守るバリア機能が低下し、肌悩みの種になってしまいます。
肌の乾燥が進むと、しわやしみ、たるみ、赤み、かゆみ、ニキビができやすいなど、多くの肌トラブルに繋がります。
肌の表面がカサついていると、メラニンをふくんだ古い角質が残りやすくなり肌のくすみやしみになることもあります。
潤い不足をきっかけとしたニキビは、乾燥から肌を守るために皮脂が過剰に分泌されて目詰まりをおこしている状態です。
しみやニキビなどを防ぐためには、保湿ケアをしっかりおこなって水分と油分のバランスを保ち、柔軟な肌をつくることが大切です。
与えるケア
この季節に必要な保湿をしっかり与えることが大切です。
暑かった夏、秋のシーズンのお手入れアイテムのままではありませんか。
衣類を着込むように肌にもしっかり保湿のものを着込ませるようにしましょう。
夏の保湿と冬の保湿の違いを確認したいですね。
そのうえで、朝からのお手入れも乳液洗顔で肌をこすらずに優しく洗い上げてうるおいを守り、化粧水、美容液、乳液、クリームまできちんと塗って、乾燥から肌を守りましょう。
ベーシックケアでしっかり保湿しても乾燥を感じる時は、与えたうるおいをキープする力に元気がないのかもしれません。
そんな肌には栄養をたっぷり与えて肌の保湿機能を高める美容液がおすすめです。
この冬も香椎化粧品こだわりのウシ由来プラセンタエキスを高配合した美容液「リキッド1964」が登場しました。
「リキッド1964」は保湿成分がたっぷりと含まれ、その与えたうるおいを逃がさないようにキープする力強さのある美容液です。
この冬の肌悩みの種を少しでも小さくして健やかな肌で一年を締めくくりたいですね。
スキンケアと同じように生活習慣も大切です。
師走は忙しくイベントも多いですが、偏食や睡眠不足に気をつけて、生活リズムを整えながら楽しめると良いですね。
日いちにちと寒さがつのり、空気が乾燥していく年の暮れは、丁寧なベーシックケアと栄養補給で肌の保湿力を高めて、潤いに満ちた年を迎える準備をしましょう。
今年もトラブル知らずの美肌で締めくくり、健やかに年が明けますように。