綴りごとblog
2023-08/09
初秋からのうるおいケア~鎮静~
梅雨明けを知っていたかのように、蝉しぐれが聞こえてくる季節になりました。
暦(こよみ)の上では8月8日が立秋になりますが、これからが夏真っ盛り。秋の気配はまだまだ先のようです。
この時期「大雨時行(たいとうときどきふる)」といわれるように、時折、夕立や台風など夏の雨が激しく降る季節でもあり、その雨音が、まるで蝉しぐれのように響くことも。
蒸し暑い風が心地の良い涼し気な秋風に変わり始めるのはいつになるでしょうか。
肌のほてり
気温や湿度が高く、太陽がじりじりと照りつける夏本番。
戸外はもちろん屋内にいても体内に熱がこもりがちになります。
夜になってもまだまだ表が明るく、日が暮れる時間に惑わされてしまいます。
知らず知らずのうちに紫外線を浴び、室内外の気温差も相まって肌がほてりやすく、
炎症や活性酸素を引き起こし、夏肌のターンオーバーをくずしてしまいます。
このことによって、肌あれやしみなどの夏肌悩みにつながります。
大切なセルフケアは、ほてりや炎症を起こしている肌を常温の肌温度に戻してあげることが一番です。
夏のほてりや炎症は軽い火傷をしているぐらい肌にダメージをあたえています。
それは、戸外で過ごした日はもちろんですが、普段のちょっとした油断でもおきてしまいます。
例えば、屋内でのガラス窓を通過する紫外線や、ちょっと外へなどの過ごし方でも肌にほてりや炎症の火種を抱えてしまいます。
この軽い火傷のようなほてりを鎮めるためには、過度に冷たい氷水を使用するより、流水で冷やす方が効果的だと言われています。
紫外線などによる肌の炎症も、一気に冷やすのではなく、常温の化粧水をたっぷり使って肌がひんやりとするまで時間をかけて熱を取ってあげるのが最適です。
また、化粧水でほてりを鎮めながら、肌の表面を柔らかくしてあげるとターンオーバーの回復にもつながります。
肌の中に水分がしっかり入り込み、次に与える美容液やクリーム、オイルなどの浸透もよくなり悩み肌への化粧品の効果に違いが出てくるはずです。
ほてりや炎症と上手に付き合いたいですね。
そのためにも、化粧水選びと使用方法はとても大切ですね。
夏肌を整える
化粧水は、その時々の悩みにあったものを取り入れましょう。
コットン2枚を重ね、たっぷりと化粧水を含ませ、肌が冷たくなるまで、やさしくパッティング。
または、香椎化粧品の顔の形をした「クーリングマスク(ペーパーマスク)」を使って、ほてりや炎症を鎮めるための化粧水をしっかりと含ませ肌を整えることが大切です。
クーリングマスクにピッタリな化粧水は、植物由来の厳選した鎮静成分を配合した「ナーヴ ローション」です。敏感肌の方にもご使用いただけるよう処方された、無香料、ノンアルコールのマイルドな化粧水です。
また、老化予防と保湿力を加えたい方は、プラセンタエキスを高配合した「プラスキン ローション」でのマスクもおすすめします。
さらに化粧水が肌に浸透しにくいと感じる方は、導入美容液の「HO ディルーエF」を先につけてあげると、化粧水を中に引き込んでくれます。
「HO ディルーエF」は、肌の油分と水分のバランスを整える作用もあるので、揺らぎやすい夏の肌を健やかな状態に導いてくれます。
肌のほてりが落ち着いてきましたら、悩みにあった化粧水を組み合わせるのはいかがでしょうか。
しみが気になる方は「薬用ホワイトニックC クリアローションSW」を。
エイジングケアの強化をしたい方は、紫外線のダメージから肌を守る成分が入った「HO ビュラーダF」を組み合わせていただくのもおすすめです。
また、夏に油断しがちなのがインナードライ肌。
湿度や汗で表面がべたつくと肌の内側の乾燥に気づきにくいのですが、実は汗や紫外線によって肌の表面のバリア機能がもろくなり、内側の水分が逃げやすくなっています。
こちらも、ほてりや炎症を鎮めるケアと同じように化粧水での水分補給が大切です。
夏は毎日たっぷりの化粧水で鎮静を行って、肌トラブルの火種をその日のうちに取り除いてあげたいですね。
ご自身の肌悩みにあったアイテムで効果的に暑い夏から秋に向けてのケアをお願いいたします。