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綴りごとblog

2022-06/08

夏ケアVol.2 ~梅雨と肌・湿度と肌~

梅雨到来

 
日本の季節は四季と言われますが、春の終わりの「梅雨入り」そして夏本番を告げる「梅雨明け」は、曖昧でなく大きな季節の変わり目だと感じます。
日本の季節は、春夏秋冬の四季に「梅雨」を加えて五季あるように感じます。
梅雨のイメージは、ジメジメした湿度と、しとしとと降る雨、外出するにも天気を気にして、どんよりとした気分で一日を過ごす、お家時間が増える季節です。
好まれない季節ですが、時には雨音に耳をすませてみたり、雨の匂いを感じたり、色とりどりの紫陽花や新緑が雨に濡れている姿を眺め、ゆっくりと季節や時間を感じるのも良いかもしれません。
また、お気に入りの傘やレインシューズの準備をして外出するのも雨の日が楽しみになりそうです。
そんな梅雨の晴れ間にタイミング良く虹を発見できるかもしれません。
憂鬱な気分にならず、雨の季節ならではの楽しみを見つけたいですね。

 

 

 

梅雨と肌・湿度と肌

 

梅雨の時期に振る雨は、山や田畑、大地と木々にとっても重要な役割があります。
これから迎える過酷な夏の為に水分を蓄えることが必要な季節です。これは私たちの生活にもつながります。
また秋・冬・春と雨の少ない乾燥の季節を過ごしてきた肌にとって、雨が降り、湿度が上がることは悪いことばかりではありません。
肌や髪のコンディションは湿度に大きく左右されています。
湿度が50%以下の日が多い季節には肌の水分が蒸発しやすく、つっぱるなどの自覚症状が現れ乾燥が進みトラブルにつながります。湿度が上がり始めると肌のコンディションが落ち着きメイクのつきが良くなったり、トラブルが解消したように感じます。肌に最適な湿度は約60%ぐらいだと言われます。
ですが、湿度が高ければ高いほど肌に良いわけでもありません。
環境がジメジメしてしまうとカビやダニなどが増え、肌トラブルの原因にもなります。肌自身も皮脂の分泌が過剰になり、毛穴が目立ちやすくなりメイクの崩れやテカリの原因につながります。
また60%以上の湿度は身体にとって不快だと感じやすく、体調不良にもつながります。
体調が崩れると、それが肌にも影響しますから、毎日の湿度にも気をつけてほしいですね。

 

 

 

スキンケアの衣替え

 

ジメジメした不快感をリフレッシュする方法のひとつに、スキンケアを夏仕様へ切り替えるタイミングに定めるのもおすすめです。湿度が低い時期には乾燥を気にして、スキンケアの衣替えができていなかった方には良いタイミングです。特に洗顔の衣替えをおすすめします。
夜の泡での洗顔のトーンをジメジメの季節と肌の状態に合わせて少しスッキリ目の洗顔にしてみたり、朝の洗顔を爽やかなレモンの香りで目覚めさせ、睡眠中の汚れをスッキリ落とせる乳液洗顔に切り替えるのはいかがでしょう。
与えるためのスキンケアをしっかり受け入れる肌の体制が整えられます。
朝のスキンケアは夏のダメージから肌を守る働きを、夜のスキンケアは一日のダメージ回復の働きを、それぞれの役割を引き出せる肌に整えます。
湿度が高いからと全てのスキンケアをさっぱりタイプにしてしまったり、アイテムの引き算をしすぎないように注意してください。
肌の表面はうるおっている感じですが、肌の内側が乾きやすくなるインナードライ状態に陥っていることがあります。
肌に必要な基本のアイテムは丁寧に行って、梅雨の季節を乗り越えて、過酷な暑さの夏本番を迎えるようにしたいですね。

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