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敏感肌に合ったシャンプー選びのポイントを、界面活性剤の種類(アミノ酸系やベタイン系)で考えてみました

2017.12.26

敏感肌の方は基礎化粧品には細心の注意を払って、ご自分に合う物を選ばれていると思うのですが、シャンプーに関してはいかがでしょうか?

もし今までそれほど気にされていなかった方は、これを機会に見直してみてはいかがでしょうか?

今回は、敏感肌に合ったシャンプー選びのポイントを、界面活性剤の種類から考えていきたいと思います。

頭皮はどんな構造をしているのでしょうか?

頭皮も顔や全身の皮膚と同じ構造をしているのですが、皮脂腺や汗腺が多いため汚れやすく、汗が蒸発する際に頭皮の水分も奪いがち、乾燥しやすくなっています。

また顔の皮膚と同じようにターンオーバー(新しい細胞が生まれてから垢となって剥がれ落ちるまでの営み)をしているため洗髪を怠っているとフケも出やすくなります。

このように頭皮は元々トラブルが起きやすい部分なのですが、紫外線、生活習慣の乱れ、頭皮に合わないシャンプーの使用、ゴシゴシ洗い過ぎ、熱いお湯の使用、ドライヤーの当て過ぎ、ブラッシングのし過ぎ等によってさらに敏感に傾きがちなのです。

具体的な例としましては、赤み、かゆみ、かぶれ、フケのような症状が表れる場合があります。こうならない、もしくは症状を最小限に抑えるためにはどのようなケアをしたら良いか?具体的に見ていきましょう。

敏感肌向けのシャンプーとは?

シャンプーの主成分は水と界面活性剤(水と油が混ざり合うのを助け、汚れを取り去る物)です。敏感肌の方にお勧めの界面活性剤は、主に下記の二種類になります。

①アミノ酸系

アミノ酸系は、泡立ちは優しく、洗浄力は強くないのですが、肌と同じ弱酸性で頭皮や髪のたんばく質を守りながら洗浄することができます。成分の名前に「~グルタミン酸、アラニン、タウリン、グリシン」などが付きます。

②ベタイン系

ベタイン系は、泡立ち、洗浄力共にやや弱いですが、安全性が高く低刺激です。成分の名前に「~ベタイン」と付いています。

逆に敏感肌の方に、お勧めではない界面活性剤は主に下記の二種類になりますので、気を付けましょう。

①石けん系

石けん系は、泡立ちは良いのですが、皮膚のpHとは違うアルカリ性で洗浄力がとても高いです。その代り、ごわつき、きしみを感じやすく、パーマやヘアカラーの持ちが悪くなる場合があります。

皮脂の多い方が使われると良いでしょう。成分の名前に「石けん用素地、純石けん、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム」などが付いています。

②高級アルコール系

高級アルコール系も、泡立ちが良く洗浄力が高いのですが、脱脂力が高いため刺激を感じる方もいらっしゃいます。成分の名前に「~硫酸」が付いています。

他には

また、医薬部外品のシャンプーに配合されている有効成分で、頭皮のトラブルを防ぐ物としてはアラントインやグリチルリチン酸ジカリウム(いずれも消炎作用があり、頭皮の肌荒れ、かゆみを防ぐ)、ジンクピリチオンやミコナゾール硝酸塩(いずれも抗菌と防カビ作用がありフケ改善効果がある)などもありますので、特にアトピーの方など頭皮が過敏になっている方は参考にしてみてください。

低刺激シャンプーって?

一時期ノンシリコン(低刺激)が話題になりましたが、果たして敏感肌の方にとっては有害でしょうか?

シリコンシャンプーは毛髪に被膜を作って手触りを滑らかにしたり、摩擦を防ぐ効果があります。その一方で毛穴に詰まるという噂がありましたが、実際シリコーンは非常に細かい粒子なので、シャンプーをするごとに洗い流されることが分かってきました。

ですから、あまり気にし過ぎないように。むしろ界面活性剤の種類で選ばれると良いでしょう。ネットのランキングより自分の目で選べるようになる事が重要です。

おすすめのシャンプーの仕方

シャンプーをする際にまず髪の毛と頭皮を濡らしてからされますか?それとも乾いた状態から始められますか?正解は、ぬるま湯でよくすすいでからです。

そうすることによってよく泡立ち、髪の毛がからまったり摩擦が起きたりしにくくなり、頭皮の汚れもよく落とすことができます。

すすぐ際には泡が残らないよう、十分にすすぎましょう。頭皮に皮脂が残るのは毛穴詰まりと皮脂の過酸化による頭皮への刺激につながります。

洗い過ぎや擦り過ぎによる皮脂の取り過ぎも乾燥や刺激の原因になりますので、気を付けましょう。

まとめ

今回は、敏感肌に合ったシャンプー選びのポイントを、界面活性剤の種類から考えてみました。

参考になれば嬉しいです。